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小論文のツボ19 「問題提起」は思考のあとで。

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論文の書き方本や、思考法の本を読むと「問題提起が大事」「問題提起が一番難しい」という記述をよく見かけます。

これは、半分正しく、半分間違いです。

なぜか。

それは、小論文では設問の中に「問題提起」が含まれていることが多く、その場合は「問題提起」をこちらで考えては「いけない」からです。

たとえば、「高齢出産の際は、出生前診断を義務づけるべきか? あなたの考えを述べよ」と設問にあれば、「問題提起」は、そのまま「高齢出産の際は、出生前診断を義務づけるべきか?」であり、それ以外はありえません。

勝手に「出生前診断を行ってもよいか?」とか、「出生前診断はどのように行うべきか?」に変えてはいけないのです。

そういった意味で、このような問題の場合、「問題提起」は「大事」なものでも「難しい」ものではありません。ただ機械的に書き写すだけです。

しかし、このように「問題提起」があらかじめ与えられていない設問の場合は、自分自身で「問題提起」を行う必要があります。そしてこれはたしかに「大事」であり「難しい」ものです。

では、どうしたらよいか。

このような場合は、最初からあせって「問題提起」をしようとせず、まずはじっくりとそのテーマについて考えましょう。

じつは、「問題」というのは、思考の結果として「見えてくる」ものなのです。最初から「問題」が言葉の形ではっきりしていることは、あまりない。

だからこそ、最初はそのテーマについていろいろと考えましょう。そして結論を見つけてからそれに合うように「問題提起」を設定するのです。

たとえば、「出生前診断は行うべきでない」という結論を決めてから、「出生前診断は行うべきか?」と問題提起しましょう。あるいは「運用基準を厳密に決めて実施すべきである」という結論を決めてから「出生前診断はどのように実施すべきか?」と「問題提起」するのです。

「問題提起」は急がない。思考の結果として「問題提起」を設定する。そう覚えておきましょう。

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