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小論文のツボ54 「同類は?」「対極は?」で左右にずらす

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思考を広げ、自分の意見を作るための「360度思考法」。

「なぜ?」「ということは?」を使った「上・下」方向への思考の拡散をマスターしたら、次に、与えられた事実や意見に「対極は?」「同類は?」と問いかけることで、「左・右」に思考を広げましょう。

まず、与えられた事実や意見と同じような事例がないか考えてみます。たとえば以下のようにです。

日本の少子化が止まらない。
この問題に対して、日本は出産・育児への社会的支援を充実する方向で対処しようとしている。
同じようにこの方向で少子化対策を行っているのがスウェーデンである。
スウェーデンでは女性の社会進出支援や低所得者でも出産・育児がしやすくなるような各種手当の導入が進められた。また婚外子に嫡出子と法的同等の立場を与える法制度改正も同時進行して行なわれた。その結果、一時出生率は2.0人を超えることとなった。

次に、与えられた事実や意見と正反対の事例がないか考えてみましょう。たとえば以下のようにです。

日本の少子化が止まらない。
この問題に対して、日本は出産・育児への社会的支援を充実する方向で対処しようとしている。
これと対極の方法を採ったのが、古代ローマである。
古代ローマでは、既婚女性の福祉を図るというより、結婚していない場合様々な不利益を被らせるという方向で少子化対策を行った。相続権の剥奪、保有資産の制限、独身税の導入など、既婚者が独身者より優遇されるような仕組みを導入することで出生率の向上を図ろうとしたのである。この法律は300年間効力を発揮し、ローマ帝国の繁栄に一役買った。

このように、「対極は?」「同類は?」と左・右にずらすことで、その事実や意見の持つ意味が見えてきます。

そのものの本質が、同類や対極の存在と並べることでくっきりと見えてくるのです。

あるものの特徴をはっきりさせたいときは、ぜひ「左・右」方向に思考を広げてみてください。

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