Q.小論文の勉強はなにから始めればいいですか?
A.まずは志望校の過去問題を手に入れるところから始めましょう。
すでに小論文が入試科目に入っていることがわかっているようですので、志望校は決まっていることと思います。
だとすれば、まずあなたがするべきことは、志望校の過去問題を入手することです。
【こちらの記事】にも書いたように、「小論文」という言葉にだまされてはいけません。
特にあなたは「理系」とのことですので、もしかすると「小論文」の名の下に、物理や化学の問題をとかされる可能性もあります。まずは過去問を入手して、自分が受験する「小論文」が、本当に小論文なのかを確認してください。
そして無事(?)自分の「小論文」が小論文だと確認したら、まず一度、その過去問題を解いてみましょう。最初から合格レベルの答案を書こうとしなくても構いません。とにかく1年後に自分がどのようなレベルの問題に挑戦する必要があるのかを知るのが大事です。
その上で「まだ歯が立たない」と思ったら、「①基礎的文章力のアップ」か、「②小論文の書き方のマスター」から勉強を始めましょう。文章力に自信がある人は、②から始めても構いませんが、もし自信がなかったら①から始めましょう。「急がば回れ」です。
逆に、もし過去問に挑戦して「けっこう行けるかも」と思ったら、「③知識の蓄積」から始めましょう。過去問を分析して頻出テーマを探り、それに関する知識を蓄えます。新書レベルの本で構いませんので、面白そうな本を時間の許すかぎり読み、さらにそこから枝分かれさせて関連書籍を読むなどして知識を蓄えていきます。
ただ、この段階に入る前に一度「②小論文の書き方のマスター」はやっておきましょう。「けっこう行けるかも」はあくまでも主観的なものですし、なんとなく感覚でやっていると本番で足元をすくわれます。「けっこう行けるかも」と思っても、まず一度周りの人に見てもらい、小論文の書き方をもう一度確認しておきましょう。
「①基礎的文章力のアップ」→「②小論文の書き方のマスター」→「③知識の蓄積」と進んできたら、あとは「④とにかくたくさん小論文を書く」ようにしましょう。
「小論文」は典型的な「習うより慣れろ」な教科です。③と平行しながら集めた過去問や類似の問題、予想問題などに挑戦しましょう。そして本番に備えるのです。
以上の話をまとめると以下のようなフローチャートになります。
さあ、あとはどうやって①から④を進めていくかですね。
まず①をやるにはこちらをご覧下さい。→【文章力向上講座】
②のためにはこちら。→【基礎小論文講座】
③のためにはこちらをどうぞ。→【論文オンラインのソーシャルメディア】
その上で④のためにはこちらに挑戦してください。→【試験別・目的別講座】【オーダーメイド添削】
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