小論文お悩み相談室

なる目標とする目標を使い分けて夢を実現させよう!【小論文お悩み相談室】

投稿日:2017年4月24日 更新日:

Q.目標のうまい書き方を教えてください!

新入社員です。現在、新人研修を受講中なのですが、その中で「週報」を書かなければなりません。しかし、それを書くのが苦手で、特に「目標」の欄が上手く書けません。「抽象的で現実的でない」と言われてしまいます。どうしたらいいでしょうか。(悩める新入社員)

A.「なる目標」と「する目標」を分けましょう。

そのことを考えるために、まず、次の2つの「目標」を見て下さい。

A,英文がすらすら読めるようになる
B,英語の長文問題を毎日必ず3問解く

AもBもよくある「目標」です。

でもよく見るとこの二つの目標は性格が異なることが分かります。

Aの方は「こうなりたい」という目標。いわば「なる」目標です。

そしてBの方はAの状態を実現するために「こうしよう」という目標。こちらは「する」目標といえるでしょう。

「目標」を実現するには、この「なる」目標と「する」目標をはっきり分けて考える必要があります。そして、両者の関係を把握した上で、その「両方を」考える必要があるのです。

「なる」目標だけ考えてそこに到達するための行動計画を考えなければ、それはいつまで経っても「絵に描いた餅」のままです。

また逆に、目指すべき理想状態のはっきりしたイメージなしに「する」目標だけを実行しようとしても、やる気が出ないし、成果も上がらないでしょう。

そして、「する目標」は、「階段状」に設定する必要があります。

以下の図を見てください。

大きな「なる目標」を達成するために、小さな「する目標」のステップが積み重なっています。

・立派な営業部員になる(=なる目標)
   ↑
・1年後には自分で注文を受ける(=する目標その1)
   ↑
・この研修中に、営業の基礎を身につける(=する目標その2)
   ↑
・今週中にメールの書き方と、敬語の使い方をマスターする(=する目標その3)
   ↑
・毎日その日の研修内容をメールで同期に報告する。敬語一覧表を毎日3回音読する。(=する目標その4)

このように、「階段状」に「する目標」を設定してください。

そして、この階段を上って、いつか「なる目標」を達成してくださいね。

 

◯週報の書き方なら、こちらをどうぞ!

一緒に頑張りましょう!

 

お悩み相談受付中!

文章の書き方や小論文の勉強方法に関するお悩みをお寄せください!
(※回答をお約束するのもではありませんことをご了承ください)

おすすめ記事

-小論文お悩み相談室

Copyright© 論文オンラインアーカイブサイト|小論文通信添削講座 , 2024 AllRights Reserved.