3-3:小論文の執筆時に気をつけること


【ご注意!】 このサイトの記述内容は、本が発行された2002年の状況が元となっております。小論文を巡る状況は大きく変わりましたので、最新の知見につきましては「論文オンライン」の公式Webサイトをご覧ください。

プロットが完成したらいよいよ執筆。下書きは書いちゃダメ!プロットに忠実にじっくり丁寧に書こう!

ぜったいにプロットを変更しないこと!

プロットが決まれば、あとは実際に執筆します。プロットにしたがって、執筆していきましょう。 このとき注意すべきなのは、「ぜったいにプロットを変更しないこと」です。執筆がうまくいかないと、ついついプロットを変更したくなります。あるいは、執筆中に別なアイディアが浮かんできて、そちらのほうが良いように思われてくることもよくあることです。 しかし、それらの誘惑は退けて、最初のプロットをしっかり守って書くようにしましょう。

下書きはするな!

参考書によっては、「下書きを書け」と指導している本もあります。しかし、これはお勧めできません。「下書きはしてはいけない」のです。

なぜなら、下書きを書いてから清書をしようとすることは、一回でいいはずの答案作成を、二回しようとすることだからです。ふつうの制限時間では、制限字数二回分の原稿用紙を埋めるのには短すぎます。

また仮に、二回原稿用紙が埋められたとしても、プロット作成にかけられる時間は大幅にカットされてしまいます。しっかりとしたプロットなしでは、いくら下書きをしても、提出用の論文の質が良くなるわけではありません。できぞこないの論文が二つできるだけです。そんな時間があるのなら、しっかりとしたプロットを立てるほうに時間をかけましょう。

下書きはしてはいけません。そんな時間があるのなら、プロット作成に時間をかけましょう。

美しくなくてもよいから、とにかく丁寧に

小論文の答案における字は、面接における服装や身なりとおなじです。乱暴な字や小さすぎる字はそれだけで、大きなマイナス点です。

美しい字を書こうとする必要はありません「丁寧にはっきりと読みやすい字で書く」ことを肝に銘じておいてください。



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