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小論文のツボ9 「プロット作成」でやるべき3つのこと

投稿日:2013年12月8日 更新日:

 

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小論文作成のための「設問分析」「プロット作成」「執筆」「推敲」の4ステップ。

そしてこの4つのステップの中であなたがもっとも力を入れなければならないのは、「プロット作成」です。

「プロット」とは、「あらすじ」「梗概」といった意味。

「文章の設計図」のことで、ここがきちんとできれば小論文は70%ほど完成といってよいくらい大事なものです。

そして「プロット作成」であなたが行うことは、以下の3つ。

1,段落構成と字数配分を決める
2,トピックセンテンスを書き込む
3,その他忘れずに書くことをメモする。

たとえば、「経済の国際化とは何を意味するか。またそれに関してこれからの日本はどうあるべきか(600字以内)」という問題の場合、プロットは以下のようになります。

(①経済の国際化とは何を意味するか? 200字程度) 

経済の国際化とは、いままでの国内での経済の常識が通用しなくなるということを意味する。

ここ数年、経済の国際化にともない、日本の経済はいままでのやり方の変更を余儀なくされている。
 e.g.ユニクロ
(②これからの日本はいかにあるべきか? 400字程度)

これからの日本は経済の国際化に適応すると同時に、日本独自の技術や情報を開発し、世界に発信していくべきだ。

なぜなら日本の本当の資源は、本来は高度に教育された人的資源であり、その優秀な人的資源が生み出す独自の技術がなければ、経済が国際化された世界では日本の経済的価値がなくなるからである。
 e.g.アジアのハイテク産業
 e.g.環境保護技術・ロボット技術

太字部分が「トピックセンテンス」。「cf.」「ex.」と書かれた部分が「忘れずに書くこと」をメモした部分です。

ポイントは、設問の要求通りに段落構成すること。

設計図さえきちんとしていれば、あとはそれに従って作ればよいのは、建物も文章も同じ。

「ここで勝負が決まる!」という心構えでしっかりとしたプロットを作りましょう。

 

 


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石井秀明

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