「 月別アーカイブ:2013年12月 」 一覧
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小論文のツボ30 図表やグラフなどが与えられたときの対処法
図表も資料文と同じように「主張」をしています。図表付き小論文ではこの図表の主張を読みとり、それを引用することによって答案を成立させていきます。 では図表の主張は、図表のどのような所に現れるのでしょうか ...
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小論文のツボ29 GROWモデルとS.S.C.で「提案」を発想する
現実的でユニークな「提案」をどのように発想するか? そんな時にヒントになるのが以下のキーワードです。 S.……START (何を始めるか) S.……STOP (何をやめるか) C.……CHANGE( ...
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小論文のツボ28 「提案」はすべからく「システム」の提案でなければならない。
ビジネス文書の3要素は、「報告」「分析」「提案」。 「提案」の文章における「肝」は、抽象的な「原則論」や「心構え論」ではなく、具体的な「システム」を考え出すことです。 例を挙げます。 このようなミスを ...
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小論文のツボ27 「分析」とは、事象間の因果関係を明らかにするものである。
ビジネス文書の3要素は、「報告」「分析」「提案」。 そして、「分析」において一番大事なのは、「報告」において記述された複数の事象の間の因果関係を明らかにすることです。 例を挙げます。 事象A「前期の夏 ...
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小論文のツボ26 「報告」は情報の取捨選択が命。
すでにツボ16で説明したとおり、ビジネス文書は、大雑把に部類すると、結局以下の3種類になります。 「報告」の文章……現状はどうなっているのか? 「分析」の文章……現状はなぜそうなっているのか? 「提案 ...
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小論文のツボ25 批判は必ず「提案」とセットで。
日常生活においては、批判だけして対案を示さない「評論家」は嫌われます。 当然です。 自らは安全圏にいて、無責任に誰かの行動を批判する。決して自らが責任をとって動こうとしない。 これでは、だれもその人の ...
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小論文のツボ24 「(前略)」「(中略)」「(後略)」で引用を短くしよう
小論文では制限字数が設けられていることが多いものです。 そのように限られた字数内で他者の文章を引用するときは、効果的に「(略)」を用いましょう。 該当する部分より前を略すときには「(前略)」、途中を略 ...
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小論文のツボ23 論文は神の視点で書く。
基本的に論文を書く時は、「神の視点」で書かなければなりません。 つまり、すべてを知り尽くして、一切の間違いがないような態度で文章を書かなければならないのです。 そしてこれは「小論文」でもまったく同じで ...
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小論文のツボ22 「説得力」とは、「判断」と「根拠」の結びつきの強さである。
「説得力がある」「説得力がない」よく使う表現ですが、この差はなんでしょう? それは、下した「判断」と、その判断がなぜ正しいかを証明する「根拠」との結びつきの強さの違いです。 例を挙げましょう。 (判断 ...
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小論文のツボ21 「根拠」は、「証例」と「反例」の2種類
「論」の三要素は、「引用」「判断」「根拠」。 そのうち「根拠」は、自分の「判断」が正しいことを読者に分からせる重要な部分です。 ここがしっかりしていないと読者は納得してくれません。 そして、「根拠」の ...